五智の宝冠をいただき智拳印を結び、凡夫と仏とが本来ひとつであることを示す、無限絶対唯一の如来さまです。智慧の徳であらゆる迷いの闇を破り、慈悲の徳ですべてのものを平等に照らして本来具わる仏性を発揮させ、時と場所を越えて変わることなく人々を導き続けるとされています。
御真言 おん あびらうんけん ばざら だとばん
国道9号線の玉湯バイパスを過ぎて左側の看板の先からJRの踏み切りを越して道なりに進むと報恩寺の山門が見えてくる。観音堂の右前には、「ぼけ封じ観音様」が祀られている。
みほとけの 中にすぐれし だいにちの ひかりにもるる ものとてはなし
報恩寺の観音堂に祀られている十一面観世音菩薩像は、奈良県の名刹、長谷寺のご本尊の半仏で高さは4.2メートルもあり、名工として知られた運慶の次男、康慶の作といわれ、島根県指定の文化財となっています。昭和50年代に文化財専門修理所において大修理が施されている。観音堂の左前には不動明王の石仏があり、境内には堀尾忠仁公の墓碑とともに苔むした姿を残しており、この寺の歴史を感じさせる。

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