出雲国十三仏霊場・第八番の観世音菩薩は、聖観世音として古くから人々の信仰を集めてきました。一心にその名を称え念ずれば、その声を聴きとって救ってくださるとされ、限りない慈悲の心と三十三の姿に変化する守護の力で、家内安全・病気平癒・学業成就などの願いをかなえてくださる仏さまです。
御真言 おん あろりきや そわか
このお寺は、「迎接寺」と書いて「こうしょうじ」と読む。近所の方や檀家の方は、「こうじょうじ」と呼んでいる。
参道の石段の上がり口に立派な御影石の標柱が建立されている。その石段を登りきると間口の広い堂々とした本堂が現れる。境内に上がると右手には鐘楼堂、本堂の右奥に回廊で繋がった護摩堂がある。境内右手の木立の前には「修行大師像」、「不動明王像」が建立されている。
このお寺の山号は「道籠山」(どうろうざん)という。揮毫は、当時の高野山真言宗管長 阿倍野竜正師で、当社で作製、設置させて頂いた。
世の中に 種々のすがたを あらわして すくう衆生の かぎりしられず
この寺は、平浜八幡宮(武内神社)と国道9号線をはさんで、南北に対峙する位置にあり、鎌倉時代より八幡宮の神宮寺として崇敬され、尼子、亀井、松平等の諸大名から一般庶民まで、幅広く多数の人々に信仰された寺院で、武家、豪族から寄進された文化財が多数残存しており、その内、この梵鐘は、「島根県指定有形文化財」に指定されています。

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