仏壇の原田明治二十八年創業 島根
出雲三十三番観音霊場 第3番

鰐淵寺

宗旨
天台宗
本尊
千手観世音菩薩・薬師如来
行事
弁慶まつり(10月10日)、もみじまつり、大梵焼会(11月23日)
名所
一畑薬師・木佐本陣・出雲大社
住所
島根県出雲市平田町別所148
電話
0853-66-0250

縁起

出雲市平田町からバスで三十分、清流に沿って歩むと、夏でも膚寒さをおぼえるほどの樹林をくぐり抜けたところにある。

創建の縁起は、推古天皇の二年(594)智春上人が浮浪の滝に潔斎し、推古天皇の眼病平癒を祈願されたところ、たちまち霊験が顕れて病魔は平癒しこの聖浄に堂宇を建立し、勅願寺と定められたのが起こりである。また寺号の由来についても、建長六年(1254)の鰐淵寺衆徒勧進帳によると、「智春聖人が、この時誤って仏具を滝壷に落とされたが、鰐があらわれて拾いあげた」。それにちなんで鰐淵寺の名がつけられたと説いている。本尊は千手観音と薬師如来を合祀しているが、その後の年中に出雲大社の別当寺となり、山王一実神道の思想も加わった。

こうした思想の流れは、僧兵をかかえ、南北朝には後醍醐天皇の隠岐流配に行宮し、また戦国時代に毛利元就と深く関るなどして、山陰地方に大きな力をもっていたが、明治維新の排仏棄釈から次第に影を失った。

境内は大慈橋から本坊と休憩所の滴翠館があり、幽幻な右段を登ると本堂に通じ、左に三台杉が天にそびえ、傍に常行堂、摩多羅神社を配し、弁慶の硯水が本堂の後にある。右に弁慶で名高い鐘楼から苔むした石段を下ると往時を偲ぶ旧遺跡が点在する。また多くの文化財は右段の右にある収蔵庫に収めてある。さらに有名な浮浪の滝は、大慈橋から左に一キロほど山中に入った所で、この法地発祥の瀑布の辺りは奥ノ院として尊ばれている。

出雲市平田町から口宇賀を経由して河下港に出るときれいな日本海と湾の先の十六島を見渡すと「出雲ウインドファーム」の風力発電の風車が10機余り見えてきます。その道路を3キロほど走ると出雲札所3番「鰐淵寺」に着きます。

御詠歌

たれもきけ おいせぬやまの まつかぜの ちよよろずよの のりのこえをば

写真

アクセス

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