仏壇の原田明治二十八年創業 島根
出雲三十三番観音霊場 第4番

観音寺

宗旨
臨済宗
本尊
十一面観世音菩薩、薬師如来
行事
観音大祭(7月10日)、観音講(毎月17日)、大般若転読祈祷(正月3ヶ日)、彼岸会(春秋彼岸中日)、山門施餓鬼(8月10日)
住所
島根県出雲市渡橋町4
電話
0853-22-3162

縁起

出雲三十三観音霊場の第四番観音寺は、国道9号線沿い、市役所などが立ち並ぶ、出雲市の中心部に近い場所にある。宅地造成によって周囲にほとんど緑はなくなってしまったけれども、ここだけは多くの樹木に覆われて多くの鳥や昆虫たちの楽園になっており、多忙な日々の一時のオアシスを求めて観音寺を訪れる人も多い。

『縁起』によれば、観音寺はもと円成寺といい、一漁師によって海中から引き揚げられた十一面観音がここに安置された際に観音寺と改められたという。諸々の資料から古くは真言宗を宗旨としていたことが知られるが、十七世紀中頃、松平直政公の縁によって再興された際に臨済宗妙心寺派の末寺となり、現在に至っている。

本尊十一面観世音菩薩像が安置される観音堂は、山門から入ると真正面に見えるが、三十三年に一度しかその姿を拝み見ることのできない秘仏であるため、普段はその像を収めた厨子が見えるだけである。しかし、その厨子の中から放たれ、普く世間を照らす無垢清浄なる光、無量なる大慈大悲を求めて参拝に訪れる人の姿は絶えることがなく、その妙相に捧げられる香煙に境内は一日中覆われる。

関係行事としては、観世音菩薩の縁日である七月十日に観音大祭が行われている。四万六千日信仰に基づいて開かれるこの祭りは毎年多くの参拝客で賑わい、地域の人々にとっての良き心のよりどころともなっている。その他、毎月十七日には多くの講員を集めて観音講が開かれ、御詠歌などでその諸力を讃えている。

御詠歌

かねのねも まつのあらしも みのりぞと あさやまざとに こころあるらん

お寺の歴史を知る

新出雲市役所の西側の国道9号線沿いに街中には珍しいこんもりとした木立の中に観音寺がある。山門横には整備された駐車場もあり、塔が無いくらいでこの地方では素晴らしく伽藍が整っている。観音堂の後ろには、勅使門のある本堂があり、鐘楼堂も立派なものである。

写真

アクセス

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