火点し頃、湯けむりただよう玉造
出雲三十三番観音霊場 第33番 としても札所に数えられています。
世の中のどんな小さな苦悩をも聞く大きな耳と、この世の清も濁もあわせ呑む、大きなお腹がトレードマークの布袋尊は、中国の仏様で、弥勒菩薩の化身といわれています。ニコニコ笑顔の内に秘めた強い意志をもち、信仰する人に対しては金銀財宝を限りなく与えると言う、豪快で度量の大きい神さまです。布袋尊は、おおらかな恵みで、心のやすらぎと、和気あいあいとした、平和な家庭を授けてくださいます。
玉造温泉の上流に、温泉山清巌寺があります。出雲三十三番納めの札所である、ゆかしい観音堂があり、本堂にはすばらしい布袋尊がまつられています。
ねがいつる こころのながい じょうじゅして ゆのいわやじへ こもるおいずる
33番札所、岩屋寺は岩屋寺古墳があったところに松峯山岩屋寺として堂宇があったが、明治五年に現在地の臨済宗温泉山清巌寺に移建されている。三間四方の寄棟造りで火頭窓の造りが際立つ銅版の屋根の観音堂であります。結願の寺らしく「杖は、ここにお納めください」と観音堂の階段の右側に他のお堂には、ない杖を納める箱が置いてあり、沢山の巡拝の道中を助けた杖が入れてあります。この風景は、「結願のお寺」でしか見れない風物詩でありましょう。
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